三十四、 一般教養







作家の立花隆氏が著書のなかで「日本では専門教育の方が格が上であり
本当の学問であり、一般教養などというものは格下の学問以前のものと考えられている
しかし、欧米の大学の歴史においては、一般教養こそが大学の本流であり 専門教育は一種の
職業教育にすぎないと考えられている 米国では、大学の学部四年間は一般教養をし、
専門教育は大学を卒業してからだ」と!!

{liberal arts(一般教養)} を OXFORD辞典で調べた

{arts} の覧には 

Arts subjects place greater emphasis on imaginative and creative ability
than on the technical and practical skills needed in science

科学に必要な技術より 創造と想像には教養が重要である!と

ノーベル物理学賞に輝いた 湯川秀樹氏の著作は実に多岐にわたっており
膨大な教養の持ち主であることが判る

翻って 今日の日本の政治家をみるに 何と想像力のないことか!
有事の想定すらできない人たちが政治を司っている!

長い鎖国にも関わらず すみやかに西洋文明に対処できたのは
四書五経から学んだ明治人の教養の深さであろう

それにくらべ現代人は未だに過去の呪縛に囚われて否定しているのだから現在
ましてや未来に想像を馳せることなど 及びもしない

我が国は 「想像と創造」が喫緊の課題なのに 未だに
ゆとり教育と戯言を言う輩がいる 

「教養と専門は比例する!」 とすれば、日本国家
国民がやってきたことに合点がいく