十八、 彼岸








秋のお彼岸が近づくと田の畔や川土手が赤く染まる

彼岸花である。生薬名は石蒜(セキサン)で根は有毒である。

別名、曼珠沙華や死人花、燈籠花とも言う

彼岸を待ってたように長い首を伸ばして赤い花を咲かす
まるで、土に埋もれる死人の叫びに目を覚ましたように
何人も此岸から彼岸へ、いづれは行かねばならぬ
彼岸は春分、秋分の日(中日)の前後三日の七日間ある、
この間に祖霊を供養する
祖先への繋がり念ずる彼岸花
合掌

また戦争が始まる
彼岸花
血に染まりて
朱くなる