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いい瞬間を

 

 

 

29日

笑い

よく笑うおやじさん

たくさんの種をまいていってくれた

いろいろな雑草も多いけれど

お花も少しずつ咲いてきた

最後まで走り続けたいといっていた

バトンは受け取った

彼みたいに上手に情熱的に走れないかもしれないけれど

意志は継いで生きたい

あの世はどうなっているのだろう

 

 

 

 

 

 

 

 

 

28日


田に囲まれている

毎晩 カエルの合唱で眠っていく

田の中で暮らすのも慣れてきた

しかし住んでみると 意外と田には

ケミカルな印象

いつもなにかしら 薬をまいている

害虫がたいへんなのだろう

しかたないのだろう

やったことないから あまりわからないけれど

無農薬はむつかしいらしい

しかし カタチも自然に反する四角型

効率最優先のカタチ

そして大量の農薬 

田は意外とケミカルな文化の代表格

でも今日もおいしくお米が食べられてしあわせ

 

 

 

 

 

 

 

27日

黒光り

仕上げ場の床が黒く光っている
年月を経て たくさんのよごれや傷が光りを生んでいる

使わなかったら 家もモノも光ってこない
使い込んでいってでてくる鈍い光が 今日も少しずつ変わって行く

夏が終ったころには ぼくも
鈍く黒光りしている

 

 

 

 

 

 

 

 

 

26日

ハヘン

海で見つける 瓶の破片

あの透明感のあるブルーが好きだ

やや透明で よくみると実は中は見えない

そういった涼しげな透明感

透明のようで 本当のところはきちんとかくしている

あの ブルーの透明感が好きで

 

用事はないのに 浜辺をうろうろと歩いて探してしまう

喜んで持って帰ると その透明感はもう消えてしまう

 

 

 

 

 

 

25日

消えない

五年前に浜辺から一時間かけて引き上げて
市役所に回収を依頼した洗濯機のゴミはいつになっても消えない

もう一度 言ってみよう

あんまり役所は好きじゃないけれど

もう一度 いってみよう

電話でいってみよう

ゴミはなかなか消えない

ゴミをださない暮らし方

生活の知恵をもっともっと実践でつけていきたい

 

 

 

 

 

 

 

 

24日

こころを動かす音楽

毎日 なにかしらの音楽を聞いてみんな生活している
街の音楽 音がリズムにのって 楽しくやっている

音楽はたのしい音

なんでも楽しめるのがプロフェッショナルって
NHKの番組プロフェッショナルで誰かが言っていた

そうかもしれない

ほんとうにそうかもしれない

 

 

 

 

 

 

 

 

23日

まだつめたい

浜辺に立つと無性に靴を脱ぎたくなる
まだ誰も歩いていない浜辺を 誰よりも先に歩きたいのだ

さっさっ っと足跡をつける
自分だけの足跡を振り返って ふんふんとまた歩く


まだ冷たい湿った砂の感触が伝わってくる

実際 生きているってこういうことなのか

たったっと走って 思いっきりカーブしたら
バタっとこけて 全身砂まみれ

こういうことなのかもしれない

 

 

 

 

 

 

 

 

22日

毎日 空は眺めるよ うつくしいと思う日もあれば 何も感じない日もある

結局 空自体はいつも同じようにあるだけなのだけれど

こちらの気分が うつくしくも見せ どうってこともなく 見せ

結局 こちらの気持がすべてのものを決めてしまうみたいです

 

 

 

 

 

 

 

21日

床はやわらかい

柔軟に

体も柔らかく

精神も柔らかく

ストレッチしておくのも

仕事だと思いました

 

 

 

 

 

 

 

 

20日

ピンク色

馬島の浜辺に出たら 空はピンク色に染まっていて

まわりの海や海岸やぼくも一緒にピンク色になっていた

太陽の色 空の色は あらゆるなにかに影響があって
いつもいつも 太陽の調子にあわせて生きている

暗くなったら見えないし 明るすぎてもまぶしくて見えない

ちょうどいい時は本当に少なくって ピンク色の時も
同じように貴重な瞬間です

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

19日

窓を開けると 田がある

田からは 蛙の鳴き声がきこえてくる

ケロ ケロ ケロ ケロ

均等に植えられた 田はとても現代的だ

一部の狂いもなく 等間隔に植えられている

あたかも工業製品のように 

きちっとしている

一部 手で植えているところが曲がって植えれらている

そういったバランスがあって ほっとする

 

 

 

 

 

 

 

 

 

18日

日曜日

生まれて始めてプリンを作った
生まれて始めてチーズケーキを作った

お菓子作りには分量が大切
量って入れてクルクル混ぜて
いつしか自分のこころも甘く

いい気持になっていた
手を動かして何かを作るのって
実はひさしぶりで

タオルもなにも機械でできるものだから
帳面ばっかり見ていた一年だったから

やっぱり 手を動かしていると 頭も回ってきたようなきがします

 

 

 

 

 

 

 

 

 

17日

コンクリート

あたらしい建築の造形を可能にしたコンクリート
自由だ 思い立った形を実現できる素材

橋を渡っていても巨大な橋の一部を見ても
毎回 すごいなぁと感心してしまう

新しい素材は新しい造形を生んで
どこまでも自由になっていく

科学は日進月歩

ぼくの会社も進んでいかなくてはいけない
コンクリートみたいに自由になりたい

 

 

 

 

 

 

 

 

 

16日

コンパクトディスクも本も似ている
自分で選んで 自分が今必要な本や音楽をかける 読む 聞く

今の気分への処方箋のようだ

建築家達の二十代

今 たくさん読んでいる

ぼくも同じ気持なのかなぁ

なんでもできる気分になってくる

 

 

 

 

 

 

 

15日

ecm

友だちが教えてくれたレコードの会社
いろいろを聞かせてもらって大好きになりました

リターン トゥ フォーエヴァーというディスクが大好きで
いつまでも聞いていたい 

あたらしい景色が見えてきそうな音楽

気分を盛りたててくれる音楽

落ち着く音楽

覚醒させられる音楽

いろいろとあるけれど

今は この音楽を選ぶのだから

きっと今の自分が このコンパクトディスクに投影されている

 

 

 

 

 

 

 

 

14日

日記

ビジュアルありき
もっぱら日記を書く時は必ず写真か絵がないと
なかなか書けない どうしてだろう 昔から絵日記は好きだった
文字だけじゃあつまらないから 絵本が好きで漫画も好きだった
小説もきらいじゃない 想像して登場人物の顔や景色を頭の中で思い浮かべる

でも自分で書く時は写真や絵があったらそれについて 連想していく
瞬間瞬間で連想していって いつのまにか続いて行く

ともだちがこのあいだ にんげんは反射だって言っていた
彫金をしているともだちだ すっかり感化されてしまった
自分は他人の中に存在する

なにかいろんなものにリフレクトして自分が存在する
対象物のなかに自分がいる

そう思って ひとりの時に反射させる自分と会議する

 

 

 

 

13日

反射

いろんなものが反射している 自分もともだちの中に反射している
ともだちはいろいろを教えてくれる ともだちもそのともだちから
教えてもらったのだ きっとそれも誰かから反射してきたもの

カーンカーン カーンと姿や思想が反射していく
遺伝子もコピーされて反射していく
伝えるは反射なのか

伝言は反射なのか
光りの反射 思想の反射 たのしみの反射
いろいろが無限に反射して膨らんで行く様を
きっと毎日 目にしている

こういったことを思えるのも少し自分が落ち着いたからかもしれないです

 

 

 

 

 

 

12日

越智のおいちゃん

ここ一年 一番たのしい友だち 越智のおいちゃん
彼からどれだけのことを学んだだろうか なんでもできる74歳
五十歳近く離れているけれど いつも一緒に遊んでいる

毎週土曜日は にぶかわへ小屋の掃除や建て壊しにいく
古い古いダンプに乗って ゴーゴーと進む

いつも側にいてエネルギーともらえる友だち
人間は人間からして そういった意味のエネルギーはもらえない

友だちや家族以上に大切なものなんてない
代えられないいろいろが身近にあって日々
やさしいあたたかみを感じてこれからも生きたい

まぁいやなことや 真逆の怒りのようなもの 恐れがあって
反対も光るのだから 両方たくさんきてほしい

 

 

 

 

 

 

 

 

11日

みどりさん

家の中のみどりさん

外にもいっぱいあるけれど やっぱりいつも一緒にいたい

人間って森に住んでたみたいだから やっぱりみどりさんとは

いつもいっしょに居たい

家の中でもたくさん育って みどりさんは空気もきれいにしてくれます

ありがとう

 

 

 

 

 

 

 

 

10日

いつまでも

クルクルとペダルをこいで ひとりで自由に好きなところへブラブラと

いきたい

好きなところで 好きに降りて 歩いてみたり 寝転がってみたり

自由な自転車は大好きで 自転車で夕方走るのがたのしい

どんどん暗くなっていく 空は いつも もったいない

あとちょっとと なんとなくこころが焦るのはどうしてなのだろう